fuchigraphy’s blog ~毎日は発見にあふれてる~

気ままにカメラを向けた日常を気ままに記録するページです

HELIOS-44

2020.8.5(水)

初めてマニュアルレンズに手を出したのは「PENTAX Super Takmar 55mm F1.8」だったか「CANON 50mm F1.4」だったか・・・。 理由は、フジの素晴らしいレンズたちは素晴らしく超高価なのでまるで手を出せなかった、というのと、写真がパッとしないのはレンズ(といっても手元のレンズだってどれも高価なのですが(^_^;)のせいだという責任転嫁、だったかも知れません(~_~;) もちろん、最新技術の粋を集めた現代レンズに難クセ付けてもしょうがないんですケドね。

まぁいずれにしても、マニュアルレンズの道に足を踏み入れてからは、レンズの違いでこんなにも写りが変わるものなのかと驚き、その驚きが沼に続いていることに最近まで気が付かず、そして、オートフォーカスという機能の素晴らしさを改めて痛感した、まさにマニュアルレンズは『学び』の連続であります。

 

と前置きはこのくらいにして、「HELIOS-44 58mm F2」のお話し。

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HELIOS-44 58mm F2 [M39]

これは「M39」というマウントで、製造初期のものらしいです。 これまで手に入れたレンズの9割は「M42」だったけれど、CANON7に付いていた「CANON 50mm F1.4」に次いでふたつめの「M39」になります。

で、あんなにポチるの迷ったのに、落札したらあっちゅ~間の着荷です。 で、玄関から歩きながら開封、件の「CANON 50mm F1.4」からアダプターを外して、いそいそと「HELIOS-44-2 58mm F2」に装着しX-H1に取り付けて電源ON!!

・・・えーっと、無限遠が出ないね(゜o゜;

問い合わせたヤフオク出品者との遣り取りを要約すると「無限遠問題はよくあることで、アダプターの個体差によりフランジバックに微妙な差が生じて起こる。適正なアダプターを探すしかない。」ということに。 

「返品は受け付けますよ(送料は負担してね)」と好対応でしたが、そんなことじゃ納得しない私は、無限遠が出ないのはM39のアダプターの厚さがM42よりも薄いからでは? と試しにM42用に当ててみると、なんと辛うじて合焦が得られるではないですか!! となると、M42アダプターに付ければいいよね?と迷わず「M39-M42変換リング」を落札(Amazonより安かった。)

しかし、着荷を待てない私は、HELIOS-44 58mm F2にM39アダプターを付けた状態から更にFX用接写用リングを噛ませる強硬手段に及ぶことに。

・・・お、無限遠が出る(^Д^)

・・・オーバーインフだけど(^0^;)

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HELIOS-44 58mm F2 [M39] + Micro Tube (10mm)

↑近寄れないので何だかよく分からない写真だけれど、合焦したトマトの実はクッキリと写り、ボケは少し渦巻いているようにも見えます。

で、16mmを使えばもっと寄れるよね!と気付き早速交換すると・・・ ↓

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HELIOS-44 58mm F2 [M39] + Micro Tube (16mm)

おぉーーー!! こんなにも寄れた(*^▽^*)

光源が背景にないためボケのグルグルは不鮮明ですが、何より合焦したトマトのクッキリ像の何という素晴らしさ・・・

 

うんうん、いいねヘリオス

 

ということで、「HELIOS-44-2 58mm F2」も落札(笑)

もちろん、マウントはM42

 

ヘリコイド付きのアダプターもポチりたくなる(汗)