2020.8.10(月)
8月9日(日)~10日(月)、妻と二女と帯広へ。
往路の日勝峠は濃霧だったけれど、下界は霧雨程度で何よりでした。
夕方の義弟家でのガレージ焼き肉まで、「HELIOS-44 58mm F2」試写大会
合焦してるところは、1/4くらいトリミングしてもクッキリと描写しています。 トゲのような花弁も、薄いピント面のせいでボケ具合が著しいです。
●2020.8.18追記:これは「ヒゴタイ」という花なのかも知れない・・・ヒゴタイは、日本が大陸と地続きだったころから分布する植物と言われ、 阿蘇の草原に咲くものがよく知られているようで、 環境省のレッドリストでは「絶滅危惧Ⅱ類」に登録されているらしい。
ぐるぐるボケを意識せず、ユリの雄蕊にピントを合わせ、その前後のボケを表現しました。 フォーカルレデューサー「中一光学 Lens Turbo II」を用いてF値を1段上げた薄いピント面なので、幅のある花弁は勿論、密集している場所であっても手前の雄蕊は合焦し雌蕊と奥の雄蕊はボケています。 そして、奥の緑はぐるぐると回っています。
「HELIOS-44 58mm F2」で撮る場合、対象を詳細に写したいからと寄ってしまうと、背景が不明瞭になる=表現したい”ぐるぐるボケ”が曖昧になる、ということのようですね。
ド真ん中にメインを持って来る「日の丸構図」、そして、肝心なのは「距離」・・・というカンジでしょうか。
これも、1枚目の写真同様1/4くらいトリミングしてますが、合焦した面の写りはとてもキリッとしています。 ということで、「HELIOS-44 58mm F2」は、ぐるぐるボケだけが武器のロシアンレンズではない、といことが十分に理解できました。
さて、落札した「HELIOS-44-2 58mm F2」がそろそろ届きそうです。 連絡くらいくれたらいいのに、とブツブツ呟いてましたが(^0^;)
ここんトコのお気に入り「HELIOS-44 58mm F2」との違いは何だろう・・・早く撮り比べして、その魅力をもっと知りたいものです。
そして、勢いで落札した「CONTAX NIKON-S KIEV RF Mount Adaptor」もウクライナから発送されたそうです。 ”KIEV RF Mount”のレンズは「HELIOS-44 58mm F2」と「Jupiter-12 35mm F2.8」を所有していますが、この「Jupiter-12 35mm F2.8」は後玉がビックリするくらい飛び出しており、レンズ交換のたびに傷を付けまいかとヒヤヒヤとして精神衛生上よくないため、もうマウントアダプター買っちゃえ!と例によって後先をまったく考えないで後悔先に立たずをいつも繰り返す衝動的な行動に出た次第です。 まぁ、「HELIOS-103 53mm F1.8」の時は着荷まで2週間かかったので、気長に待つといたしましょう。