fuchigraphy’s blog ~毎日は発見にあふれてる~

気ままにカメラを向けた日常を気ままに記録するページです

ロシアからの愛がこめられてⅡ

2020.9.7(月)

いつ届くのか気にしないつもりでずーっと気になって仕方なかった「CONTAX NIKON-S KIEV-RF Mount Adaptor」が届きました・・・やっと届きました、遙か異国のウクライナから。

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CONTAX NIKON-S KIEV-RF Mount Adaptor

以前にも触れたこの特殊なマウントアダプターは、「HELIOS-103 53mm F1.8」とペアで入手したためひとつは手元にあるのですが、「Jupiter-12 35mm F2.8」用にも準備できたら、レンズ交換の際に”後玉デメキン”を傷付ける心配がないなぁ~と思い立ち急遽落札したものです。 これで、リアキャップの付属しない「HELIOS-103 53mm F1.8」とリアキャップはあるけど慎重にレンズ交換しなくてはならない「Jupiter-12 35mm F2.8」と、このふたつのロシアンレンズを撮影に連れ出しやすくなるのではないかと思います。

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(左) Jupiter-12 35mm F2.8 / (右) HELIOS-103 53mm F1.8

「Jupiter-12 35mm F2.8」はこのマウントに「内爪」を利用して固定され、逆に「HELIOS-103 53mm F1.8」は「外爪」で固定される・・・このマウントの「はめ込むタイプ」と「差し込むタイプ」の両方とも固定できるという特徴を活かしたレンズを偶然にも入手していました。

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Jupiter-12 35mm F2.8

それにしても、この突出したガラス玉のなんたる存在感Σ(゚Д゚)!! ・・・やはりこの剥き出しレンズを現地で交換するのは躊躇してしまいます。

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HELIOS-103 53mm F1.8

そして、初めて手を出したロシアンレンズ「HELIOS-103 53mm F1.8」 大いなる”グルグル”に期待して入手したものの、扱いやすい”Zenit-M39”の「HELIOS-44 58mm F2」ばかり使っていますが、この先「53mm,F1.8」と「58mm,F2」という僅差の規格を使い分けができるかどうか・・・。

 

ちなみに、このアダプターは、コンタックスコピー機「Kiev(キエフ)」というカメラからカプラー(旧Contax-Cマウント)を取り外したものに「L39-FXマウントアダプター」を噛ませている、という荒技もの。 そして「Nikon-S」というレンジファインダーカメラで採用された規格(フランジバックに差異があるようです)も使えるという点から「CONTAX NIKON-S KIEV RF Mount Adaptor(※)」という名前で呼ばれているそうです・・・もう全部盛り(笑)

(※)CONTAXの前に「旧」が付くことも多いようですね。

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UKRPOSHTA Tracking

さてさて、発送連絡が来たのは「8月6日」、最終の追跡ログは昨日、そして本日「9月7日」に着荷ということになりました。 7つの海を越えるのに1ヶ月に毛が生えたくらいの時間がかかりました。

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ヤフオク!出品欄コメント

実は、8月8日以降の追跡がすぐに途絶え、『荷物は全て紛失なく配送され続けております』と書いてはあるものの待ち切れず、発送から3週間後に「必要なものだから届かないと困る」と出品者に連絡しました。 ・・・回答は「私は説明に、輸送時間が最大1ヶ月とさらにそれ以上かかるかもしれないと述べました。」って・・・(´Д`;) そりゃそーですね、書いてあるとおりですね。 まぁ、ヤな感じしかしませんでしたが、無事に届いて何よりでした、というお話しでした。