fuchigraphy’s blog ~毎日は発見にあふれてる~

気ままにカメラを向けた日常を気ままに記録するページです

妻と歩く九州オルレ ~天草・松島コース~

2022.1.23(日)
雨、ですね・・・。
土日祝祭日に限って天気が崩れる、よくある話です。
そんな日は現実逃避しましょう!というワケで、先日(21日)、好天を狙って妻と歩いた「九州オルレ“天草・松島コース”」の様子を紹介いたします。
15日には「九州オルレ“天草・維和島コース”」を歩きまして、「あら、上天草市民でも歩いた人ってそんなにいないかもよ~」という声が聞こえそうですが、『九州オルレ天草・維和島コース10周年記念キャンペーン』期間の締め切りが見えて来たので、もひとつスタンプもらわなくちゃ💨というのがホントのところです😅

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完歩するんだから先にスタンプをもらおう!と、知十バス停の近くにある“福田商店”に寄りましたら、「こっちですよ~😊」と案内いただいた「知十観音」前にある東屋のテーブルには、誰でもいつでもスタンプがポンと押せる心配りがされていました。

では出発💨と改めて身支度を整えていましたら、“福田商店”の奥様から「これ、持ってって」とポンカン🍊をいただくという優しさに後押しされて、いよいよ“オルレ松島コース”スタートです🚶

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とその前に、せっかくだから「畠山神社」にも寄っとくかい?ということで、「知十観音」が祀られる大岩の上へ。
この場所に上がるだけでも、今泉の田園風景を見渡すことができて、とても新鮮な眺めでした⛩️

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「だご石」を見上げ、“かよいの場”「さざなみ仲良し会」が集う“知十第四自治公民館”の前を通過、国道266号線を渡り今泉川沿いに下流へ向けて歩くと、山を貫いて走る“松島有料自動車道”が。
・・・“松島コース”本来のルートを辿れば海側(写真では左側)からここを潜るのですが、満潮のため「知十海岸」を歩けず“已む無く”ショートカットしたため、“已む無く”「御手水(おちょうず)の滝」も眺めてはおりませんので、別の機会に訪れるといたします。

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この日の前日、今泉側から「千元森嶽」を目指す登山口を把握するため現地偵察をしていたのでスムースに山へと踏み入りましたが、住宅地を歩いていた時に出会った方に“オルレ”をしていると話すと丁寧に道案内をして下さり、“福田商店”の奥様然り、地域の方々の優しさ温かさを深く感じた次第です。

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オルレのルートには、この赤と青のリボンがありますが、登山道の多くには、山岳会やボランティア団体、そして、地元の有志の方々の尽力で看板や標識が立ち、また、“ピンテ”と呼ばれるピンク色のテープが枝からブラ下がっているお陰で安全な登山ができています。
不安を抱えながら分岐を進んだ先に“ピンテ”を見つけた時の安堵感は「ぅあったぁ~~~!」と声を出してしまうほどですが、伐採予定の“目印”だったりした時はサイアク・・・💀
皆さん、山に入る時は十分に気を付けましょう☝️

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林の中を暫く歩いた先の開けた場所に出ると、空を割くように聳える頂が・・・あそこが235mのピークと信じて歩みを進めます。

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この案内から、「ふ~ん、ぐるりと回って来ればいいんだね」と軽い気持ちで進みましたが、山頂から“西目コース”へと下りたものの一向に左回りになる気配が無く、結局は“岩場の下りは危険です”という親切な忠告を裏切り、危険度を体感しながらココへと戻って来たのは、まだ先のお話しです。

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頂上に着きますと、眼下にはグラウンドゴルフ大会の取材で訪れた“天草青年の家”、その向こうには“100万本の菜の花”(※)たちが「ココで咲いとるけーーーん」と言わんばかりに黄色に光っています✨

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国道324号線を走るたび「カッコイイ崖だなぁ~」と見上げていた「千元森嶽」の頂(235m)に、やっと立つことができました🗻
ホントは、写真の左側に屹立している岩に上がりたかったのですが、妻にキツく咎められましたので今回は断念ということに・・・😥

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そして振り返れば「千巌山」(162m)
あの展望台から見上げていた場所にいる、あの展望台を見下ろしている、というのが不思議なカンジでした。
まだまだ楽しみたい眺めでしたが、かなり日が傾いて来ましたので陰になる前に「千巌山」を目指すことに。

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そんなこんなで「千巌山」に着きまして、展望台から歩いて来た方向を振り返りますれば、“天草青年の家”の右には「千元森嶽」がググっと競り上がっていて、中央奥に聳える「次郎丸嶽」に引けを取らない魅力を感じるのは上ったからこそ、かも知れません。

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さて、いつも通る道から外れて「巨石群」へと下りて行きます。
オルレの矢印があったことは認識していましたが、ココから下るのは初めての体験です。

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落ち葉でフカフカになった林の中を進みながら点在する大小の岩が作る造形の美しさに目を奪われていると、どぉーーーんとそれまでとは比べ物にならないほどデカい“塊”が目の前に!
コレはですね、デカいですわ、ホント💦

さて、「千巌山」から下りて来れば、いつもは“満海”や“松ちゃん”がある交差点に出て来るワケですが、今回の「巨石群」コースを抜けると“岬亭”と「千巌山」の間の田園エリアに出て来るんですね~。
それにしても、「歩く」ということだけで近所ながら今まで知らなかったことに出会う機会に繋がり、たくさんの魅力が発見できました。

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youtu.be50半ばを過ぎた夫婦が“ガマの穂”で遊ぶ、という絵は如何でしょう(笑)

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岬亭”で“AMAKUSA OUTDOORS ライトトレッキングフェス”のQRコードを読み込んだ後は国道266号線に出て、手押し式の信号機から“天空の船”側へと渡ると、その先には「松島展望台」・・・ココも初めて来ることができました。

ちらりと目をやると、アイアンマン®のトニー・スターク邸を彷彿とするお高そうな建造物・・・興味のある方は“天草 天空の船”で検索を。

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さぁ、「九州オルレ“天草・松島コース”」もゴール間近になりまして、毎日眺める「五号橋」が目の前に現れました。
が、この場所は“福伸”の脇にある路を下った先にあり、私有地に隣接するため来たことはありませんでしたので、ココも初めて来ることができました。
写真右側の“前島”と左側の“天草上島を結ぶ赤いパイプアーチ形式の「五号橋」は、曇天の空にも映えますね~✨

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YAMAP®

というワケで、知十から「千元森嶽」と「千巌山」を経由した松島港まで3時間チョイのライトトレッキングでしたが、最後まで読んでいただいた方には「今度、歩いてみようかな」とか「千元森嶽からの眺めを見たいな」という気持ちがドバドバと溢れているかと思いますので、市のホームページのリンクを勝手に貼っておきますのでご参考にして下さい。
九州オルレ 天草・松島コース |上天草市

※“100万本の菜の花”に興味がある方は、以下のリンクからどうぞ🌼

kami-amakusa.hatenablog.jpkami-amakusa.hatenablog.jp