fuchigraphy’s blog ~毎日は発見にあふれてる~

気ままにカメラを向けた日常を気ままに記録するページです

雨上がりの葛崎

2021.7.3(土)

5月16日以来の更新です・・・もちろんコチラを忘れていたワケではないのですが、「上天草市地域おこし協力隊」としての本業である地域活動の訪問について記す方のウエイトが「量」も「費やす時間」も多くなりまして、というのが言い訳です💦

しかしながら、元々当ブログを訪問してくれる方は極めて少ないので「どーなってんの」というコメントが寄せられることもなく、安心してサボれるという次第です(笑)

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最近の記事を上げた5月16日から昨日までのアクセスを見ても、山岳縦走より激しいアップダウン・・・って縦走したことありませんが(笑)・・・で、低地での休息が長過ぎなヤツ・・・ってキャンプも暫くしてませんが・・・(泣) そして、奇特な訪問者たちの訪れた先は“マニュアルレンズ”についての記事が意外と多く、私のようにニッチな趣味の方が少なくない証左なのかと思ったりして。

ま、そんな分析はどーでもいいので、今日は先週訪問した“かよいの場”へ写真と記事をお届けに行ったものの、誰もお集りになりませんでコリャ休みなんかな~ってことで、公民館周辺の散策で撮った写真の紹介です。

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天満宮

登別への単身赴任中にお世話になった院長先生から大量に譲っていただいたフィルムカメラの中のひとつ「Canon7」に付いていたレンズ、それが「CANON 50mm F1.4」

「オールドレンズ=M42」という初歩の初歩を歩きだした私が「M39マウント」とも「ライカLマウント」とも呼ばれるマウントに初めて出会ったレンズであり、初めて手にした“F1.4”という絞りを備えた「超」が付く明るいレンズであり、以来、合焦した時のキレのある描写と開放で撮った時に後方に散りばめられた“玉ボケ”に魅了されてしまうワケであります。

そして私がマニュアルレンズで撮る時のフィルムシミュレーションはいつも「ACROS(+R)」、一般的に「モノクロ」と呼ばれるものでして、「色」ではなく「白と黒」「明と暗」で対象を描き出すということに魅力を感じて止みません。

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禁断の「縦構図」

鳥居の後方の木漏れ日が“玉ボケ”となって描かれており、下から見上げた構図で天満宮の「天」の文字に合掌させているため、そことほんの僅かしか距離が変わらない「宮」の下の彫刻文様辺りは“前ボケ”気味になり像が流れています。 相変わらず、欲しい絵を描き出す素晴らしいレンズだなぁ~と撫でてしまいます😆

「Canon7」には「F0.95付き」のラインナップもあったそうですが、F1.4モデルが47,500円のところF0.95モデルは86,000円・・・発売は「1961年(昭和36年)」だという事なのですが、『昭和35年度の全産業常用労働者(30人以上事業所)の平均賃金は24,232円となり前年度に比べて7.3%の増加』という年次経済報告を見てもまるで手が出るシロモノじゃないことだけは十分に分かりますけれど、“F0.95”というレンズの力を見たかったなぁ~なんて思ったりいたします💸

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この「CANON 50mm F1.4」を使うために“手振れ補正機能”を備えた「FUJIFILM X-H1」を買ったというのは、決して言い過ぎではありません。 もちろんフォーカルレデューサーを噛ませての「Asahi Opt. Super-Takumar 28mm F3.5」が描く真円ゴーストの右に出るものはいませんし、「HELIOS-44-2 58mm F2」が描く魅惑のグルグルボケは他の追随を許しませんし、油絵のような表現をする「Petri C.C Auto 55mm F1.8」も素晴らしい・・・でも、散在し収集したマニュアルレンズ20数本の中から持ち出すのは、だいたいこのレンズ。 まぁ、レンズたちの描写を引き出せていない私が、多くを防湿庫で眠らせてしまっているということに違いありません💧

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photogenic

ふと見つけたネコを撮りたくて、ここからは「FUJIFILM XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR」に換装です。 猫の額のような公園のこの場所を選んだ理由は分かりませんが、サッサッサッと草を撫でてコンディションを整えて、あとはコチラを凝視したまま頑張りタイム🕘 用事が済んだあと、振り返っての何か言いたげな表情が「今日イチ」📷

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Google Map®によれば、公民館のすぐ前は「天草養魚事業部 竜ヶ岳工場」という建物のようで、漁船や生簀からクレーンによる水揚げ作業が行われており、「海の男」はやっぱカッコイイですし何もかもが新鮮でずっと見ていられるくらいでした。

さて、ブログで紹介するほど「撮れ高」が無く、たまに撮っても「Instagram」にちょいと上げる程度・・・「上天草の魅力を紹介しよーーー!!」と思ったものの、“現実は小説より奇なり”ってことで“白紙”のページがこの先も続くのかーーーっ💦