fuchigraphy’s blog ~毎日は発見にあふれてる~

気ままにカメラを向けた日常を気ままに記録するページです

スナップ散歩 (Asahi Opt. Super-Takumar 28mm F3.5)

2021.8.23(月)
今日の夕方散歩は、ぐるりと周回するコースではなくすぐ目の前の合津港へ行って来ました⚓ と言いましても、釣りがしたいという妻に付き合ってカメラを携えて防波堤に行って来ただけですけど😅
今日の相棒は、前島の向こうに沈んでゆく夕陽を撮ろうということで「Asahi Opt. Super-Takumar 28mm F3.5」を選択、先日のブログでちょいと触れた「サークルゴースト」狙いです。

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ISO1250、SS1/8000、F8、ACROS+R (①)

と企てましたが、日没にはまだ早いのでまずはフジ純正の汎用望遠レンズ「FUJIFILM XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR」を付けてスタート。
ソーラーパネルの上で休んでいたダイサギを見つけましたが、レンズを向けた途端ばさりと飛び立ってしまいました・・・あんなに遠いのによく見えるものです👀

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ISO400、SS1/1900、F8、Classic Chrome (①)

もくもくと湧き上がるような力強さが魅力的な雲からは、アニメ好きなら“巨人”が、SF映画ファンなら“UFO”が出て来るのを想像するでしょうか。

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ISO160、SS1/6400、F3.5、Classic Chrome (②)

さて、レンズを付け替えて夕陽の撮影です。
この真円が幾重にも重なる描写が「Asahi Opt. Super-Takumar 28mm F3.5」の真骨頂!だと思っています。 ただ、光源を画角の中心で捉えないと円がズレてしまうので、慎重に狙い定めているうちに呼吸するのを忘れていてクラクラしてる事がよくあります💫

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ISO800、SS1/1500、F16、Classic Chrome (②)

一方こちらは絞りを絞り込んだ写真で、光が絞りの形の“五角形”になっているのがよく分かります。
絞りを最小にするとレンズを通る光の量が少なくなるので、手振れ補正機能が無いカメラで撮る場合は“ISO”や“SS”を上げることが必要になりますが、「光を操る」絞りは表現をする上でとても大切なパートになると思います。

「絞り」を開放にすると合焦したところ以外は大きくボケるので主題をはっきりさせたいポートレートや静物撮影に向いていると言われ、逆にF8~F10程度にすると奥行きに多少の差があっても広く合焦するので集合写真や風景写真に最適と言われますので、撮る対象やシーンなどによって「絞り」を変えてみると、いつもと少し違う写真になるかも知れませんね📸

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ISO500、SS1/420、F8、Classic Chrome (①)

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ISO1600、SS1/640、F3.5、Classic Chrome (①)

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ISO4000、SS1/640、F3.5、Classic Chrome (①)

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ISO1000、SS1/40、F8、Classic Chrome (①)

妻は釣り、私は写真、別々なことをしてるけど同じ場所にいる・・・そんな過ごし方ができるもの30年以上一緒に歩いて来たからだね・・・などと、防波堤の先で絡まった糸を解している妻を見ながら思う今日の散歩でした。

仕様レンズ
①:FUJIFILM XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR
②:Asahi Opt. Super-Takumar 28mm F3.5